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【バンコク4泊5日旅行記】日帰りで子連れアユタヤ観光② 4大遺跡巡り徹底攻略術! ワット・プラ・マハタート/ワット・ラチャブラナ/ワット・プラ・シー・サンペット/ ワット・ロカヤ・スター

今回の記事は前回に引き続き日帰りアユタヤ観光について。

エレファントライド体験をして川エビを食べて腹ごしらえはばっちり!

午後からは遺跡巡りに行ってきました。

所要時間や子連れで遺跡巡りをするポイント等も含めてご紹介いたします。

 

・バンコクに旅行をする予定がある
・アユタヤ遺跡巡りがしたい
・世界遺産が好き
・子連れで行けるか心配

 

日帰りで子連れアユタヤ観光①の記事はこちら!

chitaro-malaysia.hatenablog.com

 

 

 

アユタヤ遺跡群とは

1351年からビルマ軍の侵略に破壊される1767年まで続いたアユタヤ王朝の遺跡です。

創設者はラーマーティボーディー1世(ウートン王)。

アユタヤは、バンコク中心地にも続く本川のチャオプラヤー川と支川のパサック川等で取り囲まれているのが特徴で、中洲の内側と外側に多くの遺跡が点在しています。

 

この地図は旅行のとも、ZenTechさんよりお借りしました

ビルマ軍により破壊された後も残る遺跡は、「アユタヤ歴史公園」として1991年に文化遺産に登録されました。

 

 

バンコク市内からのアクセス

①ロットゥー(ミニバス)

北バスターミナル(モーチット・マイ)からアユタヤの中心地まで約90分(最短)

ハイエースのようなミニバンの乗り合いバスです

 

②電車

国鉄フアランポーン駅から中洲の外側にあるアユタヤ駅まで約90-120分

座席は1~3等級に分かれており階級によって値段が変わる

3等級はエアコンなし、2等級はエアコン有、1等級は個室

 

③ツアーに参加する

アユタヤ内の移動間は楽だし、遺跡についてもしっかり知識を得られる方法です。

バンコクーアユタヤ間のツアーとなると、オプショナルツアーを扱う会社では必ずといってもあるので選びたい放題だと思います!

 

④貸切チャーター

これは我が家が利用した方法。

①と変わらず最短で90分ぐらいでアユタヤまで行けます。(※我が家はバンコク市内の渋滞に嵌りトータル2時間でした)

子連れアユタヤ旅はもうこれ一択でいいんじゃない?というぐらい大満足でした!

貸切チャーターについてはまた詳しく別記事でご紹介します。

 

 

 

 

遺跡① ワット・プラ・マハタート (Wat Phra Mahathat)

アユタヤ遺跡のシンボルといってもいいほど有名な遺跡です。

ただいつ頃この寺院が出来たのかは判明していません。

有力な説として

①1369年にアユタヤ王朝2代目のラーメスアン王が建てた

②1370年から約20年の年月をかけて3代目のボロム・ラーチャティラート1世が建てた

があります。

王朝が栄えていた当時は敷地の中央に高さ44mの黄金の仏塔があったそうです。

 

「アユタヤ歴史公園」として世界遺産に登録されているだけあって道も綺麗に舗装されていました。

チケットを購入して入場します。

タイ語、英語、日本語併記の注意書きがありました

見どころポイント① 仏塔(チェディ)の形に注目!

ビルマ軍の侵略にも耐えた仏塔

仏塔はチェディといい、このワット・プラ・マハタートで見られる仏塔はクメール様式と呼ばれるものとなります。

トウモロコシのような形が特徴です。

アユタヤで見られる仏塔の様式は他にもあるので都度ご紹介していきます!

見どころポイント② 頭部のない仏像

このようにアユタヤ遺跡群を巡っていると頭部の無い仏像を多く目にします。

これは王朝が滅びるきっかけとなったビルマ軍の侵略時に、寺院のシンボルであった仏像の頭を無情にも切り落とされたためです。

心がキュッとなった瞬間です。

見どころポイント③ 菩提樹に絡めとられた仏像の頭部

仏塔を後にして整備された歩道を右に進んでいくと早速あの有名な仏像の頭を拝むことが出来ました。

こちらはまさに切り落とされた頭部。

長い年月を経て菩提樹に自然と絡めとられた奇跡の産物です。

これが思ったよりも位置が低く、また菩提樹の根が立派なこともあって仏像の頭自体は小さく感じました。

注意

記念撮影をする場合は上記写真のように自分の頭が仏像の頭よりも高い位置にならないようにするのがマナーです
神聖な場所であるため敬意をもってルールを守りましょう

見どころポイント④ 破壊された名残が残る寺院

崩れ落ちたレンガが戦争の残忍さを物語っています。

アクセス

Wat Phra Mahathat (วัดมหาธาตุ)

Wat Mahathat, Naresuan Rd, Tha Wasukri, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 

月~日 8:00-18:00

入場料:50バーツ/人

ベビーカー:使える場所もあるが遺跡奥は段差が多いので邪魔になりそう

チケット

想像しているよりも敷地が広いのでその後の予定によっては途中で引き返すことをオススメします。

私たちはまだ1か所目であったこともあり滞在時間は30分に抑えてドライバーの待つ入口まで引き返しました。

 

 

 

 

遺跡② ワット・ラチャブラナ (Wat Ratchaburana)

この寺院は王位継承権をめぐってゾウの背中に乗って戦い、ともに命を落とした2人の兄のために8代王が建立しました。

見どころポイント① 門から覗く巨大仏塔

入口

このように門の手前から写真を撮るのが人気です!

見どころポイント② 礼拝堂跡

レンガの門をくぐると拓けた場所に出ます。
ここは元々は礼拝堂だったようで天井は崩れて外壁のみが残っています。

見えづらいですが左右奥に見える通り道を抜けると巨大仏塔が見えてきます。

見どころポイント③ 存在感のあるクメール様式の巨大仏塔

階段を上っている私たちと比べてとても大きいのが分かる写真

①の遺跡と同じくトウモロコシのような形をしたクメール様式が採用されています。

ただラチャブラナの方が崩れた部分が少なく、大きく見応えがあります!

 

 

 

※階段を上ってみよう!

このラチャブラヤのオススメは、この仏塔の迫力を肌で感じるために上ること。

暑さにやられた旦那は地上で一休み。

娘と私だけで仏塔の中へ…でもこれが結果オーライ。

仏塔に上っている様子を下から撮ってもらえました!

娘も階段を上りました!
暑かっただろうによく泣き言も言わず上ったなぁ
注意

仏塔の上段に行く階段は見ての通り両端に手すりや柵はなく、階段の幅も狭いためお子様と上るときは十分にお気をつけください!

 

仏塔の中はそこまで広くはないですが、資料が展示されています。

王朝の繁栄を感じられる外観とは対照的で少し不気味にも見えました。

 

ひとことメモ
1957年には貴重な出土品が発掘され、現在はこの遺跡から車で4分の場所にあるチャオ・サン・プラヤ国立博物館に展示されているようなのでもしお時間がある方は合わせて訪れてみるといいです。

アクセス

Wat Ratchaburana (วัดราชบูรณะ)

9H58+FWF, Chikun Alley, Tambon Tha Wa Su Kri, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 

月~日 8:00-18:00

入場料:50バーツ/人

ベビーカー:仏塔に上るのがメインになるのであまり使う機会がありません

仏塔を上るスピードにもよりますが所要時間40分ぐらいでした!

 

 

 

遺跡③ ワット・プラ・シー・サンペット(Wat Phra Si Samphet)

この寺院はアユタヤ王朝の中で最も重要な寺院で、バンコク王朝における「ワット・パクナム」と同じような位置づけです。

バンコクのワット・パクナムの記事はこちら!

chitaro-malaysia.hatenablog.com

 

元々はアユタヤ王朝初代ウートン王が王宮を建設した場所です。

ただ1426年に火災で焼失し王宮を移転した後、トロイローカナート王が寺院とすることにしました。

その後息子であるラーマティボディ2世が亡き父(トロイローカナート王)の遺骨を納めるために東塔を、また亡き兄のための中央塔を建て、

ラーマティボディ2世自身の死後はその息子が西塔が建て全てで3基の仏塔となり、王族の守護寺院となりました。

ビルマ軍によって破壊されるまでにも34基もの仏塔が並び、高さ16m重さ171kgにもおよぶ黄金の仏像も造られた時期もあったそうです。

実はこの黄金の仏像自体が「プラシーサンペット」という名前でこの遺跡の由来となりました。

見どころポイント① スリランカ様式の仏塔

遺跡①、②で見たトウモロコシ型の仏塔とは打って変わり先端が尖った形をしています。

こちらはスリランカ様式と呼ばれるものです。

この3基の仏塔は高さ約40mもあるそうです。

※3基を写真に収められる絶好の場所は?

見学ルートは3基の仏塔の外周がメインとなります。

遺跡の入口が仏塔の右側寄りにあることから、自然と反時計周りで進み右端からなんとか3基を写真に収めようと人だかりができがちです。

絶対他の観光客が入る…笑

この角度は木がちょっと邪魔なのでもう少し内側に入って撮ると尚良しです!

そこでオススメなのが左端!!!!
もちろんタイミングにもよると思いますが反時計周りをする前に人気の多さチェックをしてみてください。

アクセス

Wat Phra Si Samphet(วัดพระศรีสรรเพชญ์)

9H45+963, Tambon Pratuchai, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 

月~日 8:00-18:00 ※ライトアップは19:30-21:00

入場料:50バーツ/人

ベビーカー:使えます!※車の乗降地点から遺跡入口までも長いのであると便利です

外周を1周しましたが所要時間は30分弱ぐらいでした!

 

 

 

遺跡④ ワット・ロカヤ・スター (Wat Lokkaya Sutha)

こちらも有名な遺跡で、なんといってもこの巨大な涅槃(ねはん)仏が最大の特徴です。

この涅槃仏は80歳で入滅した仏陀を表しているそうで、他の遺跡と同じくビルマの信仰により破壊された後1956年に復元されました。

高さ5m、全長28mもあり全身を写真に収めるのも難しいぐらい大きい!!!

とても穏やかな顔をしていて見ているとこちらも穏やかな気持ちになれる遺跡です。

 

見どころポイント①旦那が興奮した!あのモデルとなった遺跡

この涅槃像、どうやら既視感を覚えるものがあるようで。

それがこちら。

ストリートファイターⅡの「サガットステージ」です。

 

旦那に聞いたまま書きましたがよく知らない私としてはなんのこっちゃです。笑

とにかく旦那は「来てよかった!!」と力強く言っていました。

アクセス

Wat Lokkaya Sutha(วัดโลกยสุธา)

9H43+65G ถนน อู่ทอง Tambon Pratuchai, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 

月~日 24時間出入り自由 ※ライトアップはなし

入場料:無料(寄付が好ましい)

ベビーカー:使えます

こちらは駐車場と涅槃仏の距離がとても近くぱぱっと写真を撮って終了したので所要時間5分ほどでした。
涅槃仏をぐるっと見て回るのであれば15分ぐらいでしょうか…

 

 

 

子連れで行ってみた感想

心配していたほど子連れは大変ではなく楽しめました!

①ルートについて

もしもう一度行くことがあるとしたら、行き順は大人も子供も元気なうちに階段の多い遺跡②のワット・ラチャブラナWat Ratchaburana)を最初に行くと思います!

②時間配分について

基本的に遺跡1か所につき長くても40分ぐらいの滞在でテンポよく巡りました。

駆け足感は否めませんでしたが熱中症のリスク等も考えると時間配分はこれがベストだったな、と思います!

③暑さ対策について

②でも熱中症のことに触れましたが、とにかくアユタヤ遺跡群は影がほとんどなくてひたすらに暑いです…

大人も油断できない暑さなので帽子着用は絶対です。

旦那は頭のてっぺんから水をぶっかけたりしていました。(どこのアスリートやねん)

絶対…と書きましたが娘は頑なに帽子を拒否、、

その代わりの水分補給は水筒に入った常温だけでは体が冷えないので各遺跡の入口付近で販売されているキンキンに冷えたジュースをこまめに買って飲ませていました。

後、活躍したのがホテルの冷凍庫で凍らしてきていたタオル!

これを娘の首に巻いてとにかく体を冷やすようにしていました。

熱中症対策で便利なアイスリングとかも保冷バックに入れていく…というのもいいかも?

 

 

 

まとめ

アユタヤ遺跡を巡って驚いたことが「遺跡の中を自由に歩けるところが多い」ということ。

これ以上この遺跡が崩れないように観光客の立ち入りを禁止されていてもおかしくないのに、現時点では色んなところを歩いたり上ったり出来て世界ふしぎ発見!のミステリーハンター気分を味わえたのがよかったです。

勝手な予想ですがいずれは立ち入り禁止のポールとかで囲われてしまうのではないかなぁ

 

スケジュールとしては貸切チャーターを17時までにしていたこともあり、アユタヤを出発したのは15時20分ごろ。

お昼ご飯後の13時から2時間とちょっとで4つの遺跡を回ったので、もしもう少し夕方までアユタヤに滞在できる方、また早朝から活動する予定があれば中洲の外側に位置する他の遺跡も回れると思います!

アユタヤで1泊する余裕が日数にあるのであれば、是非各遺跡のライトアップも楽しんでみてください!

 

子連れでもアユタヤ観光を諦めてほしくない!という気持ちから子連れ視点にも重点を置いて各遺跡の見どころポイントをご紹介いたしました。

これからアユタヤに観光する方の参考になれば嬉しいです。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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